北海道教育大学 

学生インタビュー

その土地に暮らし、
作ることの価値

北海道教育大学

芸術・スポーツ文化学科
O .Mさん(東京都日本大学第三高校出身)

北海道はとにかく雪がすごいです。と同時に、本当に自然の豊かさを感じられる場所だと思います。雪が降った時の通学路が好きです。

なぜこの大学を選んだのですか?

国立大学であり学費が安かったことと、美術の教員になるための勉強ができることが魅力的であったためです。また、コースが分かれていないので油彩画をやったり、彫塑をやったりするなど色々な制作が可能なところにも魅力を感じたためです。

上記写真は課題作品。コースが分かれていないので、彫塑や油彩などさまざまなジャンルの制作ができます。

北海道での生活はどうですか

北海道はとにかくめちゃくちゃ雪がすごいです。特に私が住んでいる地域は北海道の中でも豪雪地帯なので、フード付きのジャンバーとスノーブーツは必須です。12月でも十分なほど雪が降っているのですが、道民の方々曰く1月2月が雪のピークらしいのでとても不安があります。北海道はやはり自然が豊かな場所だと思います。定山渓という場所に友達とドライブしてきました。温泉がたくさんあり、 無料の足湯もあります。行って良かった場所です。

この大学を選んで良かったことは?

美術を専攻している方々だけでなく、スポーツや音楽を専攻している方々もいるため、普段は得ることのできない刺激や気づきを得ることができます。また、一年生の時に色々な分野を体験し、専門分野を決めることができることが魅力だと感じます。

大学の最寄り駅である岩見沢市で行われている百餅祭り。 縁起物のお餅が投げられます。

学校生活(制作環境や学食など)を教えて!

制作環境はそれぞれのゼミ室であったり、アートファクトリーという誰でも制作ができる場所で制作します。
学食は日によってメニューが違ったり、季節によってメニューが変わるので毎回食堂に行くのがワクワクします。小鉢のおかずもあり、自分でメニューを組めるので健康的な食事ができます。
最近は、油絵の具で人物画を描いたり、粘土で足を作ったりしました。 どちらも初めて扱う画材だったので難しかったです。
また、部活は陸上部に所属しているのですが、その時の駅伝の帰りに行った真駒内にあるモアイ像のスケールに感動しました。

これ学食ですか? なんとも羨ましい…(編集)

北海道の風土や特徴は?

東京と違い、かなり風が強いと感じます。気温もとにかく低くて寒いです。冷蔵庫より玄関の方が寒いので野菜は玄関に置いてます。雪は想像の5倍は降ります。降ってない日の方が珍しい気がします。

部活動の駅伝の帰りに訪れた真駒内のモアイ像。全部で33体。ストーンヘンジもある。

一人暮らしはどうですか?

よくもわるくも自由度がかなり高いので、生活リズムが崩れがちです。私は朝7時からバイトをすることで生活のリズムを保ってます。あとは、実家にいた時よりも会話することが圧倒的に減るので、独り言がめちゃくちゃ増えます。北海道に住む予定の方は、冬になると水道管が凍結するので、水抜きが必須になります。

冬は水道管が凍結する。 忙しくても、 疲れていても忘れないように水抜きを!

これからの楽しみや展望は

来年からはゼミに所属するので、より専門的なことを学ぶことがとても楽しみです。

受験生へのメッセージ!

北海道の雪の量に最初は戸惑うかもしれません。けれど1年を通してみると北海道は素晴らしい景色がたくさんあり、違った価値観を与えてくれると思います。受験生の皆さんは雪のシーズンに受験することになると思いますので、温かい手袋とスノーブーツを準備して北海道の冬を楽しむつもりで受験してほしいと思います。全ての受験生の皆さんの健闘をお祈りしています。