京都女子大学
家政学部生活造形学科
ここが私の
創作フィールド!
M・Aさん
横浜富士見丘学園高等学校
- なぜこの大学へ興味を持ちましたか
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家政学部の中でも京都ならではの授業が多く、伝統工芸や技術について学べると思ったからです。部活動やプロジェクトにも興味深いものがあり、充実した大学生活が送れるのではないかと考えました。私は今まで宗教に触れてこなかったので、京都女子大学は浄土真宗の学校で仏教の授業があることも興味深かったです。
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都踊りを見に行きました。とても華やかで素敵な舞台でした。 - 京都での生活はどうですか
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外国人観光客がとても多いので道を聞かれることが多々あります。京都はバスが複雑なので、バスを案内しようと思うと困ることもあります。京都の街を歩いていると、本当に道が碁盤の目に区切られていることを実感できて楽しいです。
錦小路は伊藤若冲の故郷ということで、錦市場は閉店後に若冲のシャッターアートが楽しめます。
- この大学を選んで良かったこと
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京都女子大学の学生はモチベーションが高く真面目な人が多いので、自分もしっかりやろうという意欲がわいてきます。
京都の歴史や街、工芸の専門家の先生方から、全く知らなかった話を聞いたり、記念館や美術館を案内して頂いたりして、学部の専門以外のことも広く学ぶ事ができるところは、京都女子大学を選んで良かったと思います。
- 学校生活(制作環境や学食など)を教えて!
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カフェテリアでは和食、洋食、ファストフード系のバリエーション豊富なメニューがあります。別の校舎ではパンが売られていたりもします。
最近は、油絵の具で人物画を描いたり、粘土で足を作ったりしました。どちらも初めて扱う画材だったので難しかったです。
京漆器や友禅染などの授業を受けると、伝統工芸の世界はどこも後継者不足や生産量の減少などで存続が厳しい状況にあるという話をたくさん聞くので、伝統を繋ぐという意識が強くなりました。
アパレル、建築、デザインの3分野に分かれており、それぞれに実習室があるので制作は基本的に実習室でしています。
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企業とコラボしての商品開発や、自治体と連携したプロジェクトなど本格的な活動ができることが一番の楽しみです。これからの実習では絞り染めや藍染めをして作品を作るので、それも待ち遠しく思っています。 - 大学の中で好きな場所は?
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図書館が好きです。ガラス張りの広々とした明るい空間で、二階には学生が運営するカフェがあるので、よく友達とお茶をしています。
仏教学の教室は黒板の中に仏さまがいらっしゃいます。なかなか衝撃的なので一度見たら忘れません。
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仏教学の教室。天井に黒板が収納され、壁の中に仏さまがいらっしゃいます。 - 課題について教えてください
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授業を取ればとるほど課題が増えるのは当然ですが、お題を出されて一週間で60個のイラストを描いたり、次の授業までにワンピースの試作を終わらせて型紙を完成させたりなど、想像していたより大変です。絵も模型も衣装も、作りこむほどクオリティは上がり際限がないので辞め時を見失わないのが重要です。
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テキスタイルデザイン実習の制作。アプリのIllustrator やPhotoshop を用いて布の柄をデザインしました。この他、和菓子のレシピを紹介するページを作ったりもします。 - 京都の風土や特徴について
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京都の風土としては、山に囲まれた盆地なので冬は寒く夏は暑いです。川は基本的に北から南に流れているので方向感覚は見失いにくいことや、建物はウナギの寝床という細長い造りをしていて、コンビニも奥に長かったり、洛外は火事にあっていないので300年続くお店があったりします。大学の周辺には清水寺や三十三間堂があり、身近に歴史の現存を感じられます。京都には祇園祭、葵祭などの伝統的な催しも多く、動画ではわからない現場の空気に触れ、伝統技術、工芸を見ることでよい刺激になっています。
- これからの楽しみや展望は
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企業とコラボしての商品開発や、自治体と連携したプロジェクトなど本格的な活動ができることが一番の楽しみです。これからの実習では絞り染めや藍染めをして作品を作るので、それも待ち遠しく思っています。
京都の梅雨の平均降水量は230mm と多雨(東京都は156mm ほど)盆地のため、夏冬の寒暖差が激しいが絹織物や漆工芸などには適した気候といえる。
受験生へのメッセージ!!
大学受験に向けて、努力の成果を信じて全力で挑んでください。思うようにいかない事もあると思いますが、悩んだときは周りの先生方に相談して、視野を広く持って受験対策をすると良いと思います。応援しています!