総合型・学校推薦型選抜科の特長
どんなことに興味があり、どんな作品を作るか。その作品を、作品ファイルやプレゼンテーションでどう伝えるか。一貫した自己アピールには説得力があります。トーリンでは実技、書類、面接など、トータルで対策します。また、志望校の試験日程に合わせて個別で課題を進めます。
総合型・学校推薦型選抜科の実技
作品ファイルに掲載する作品の制作や、面接に持参する作品の制作が中心です。自主制作に役立つ課題を複数ご用意しています。どんな作品を作るか、講師と相談しながら進めます。
- 自由に制作するためには基礎力が重要
- 春は基礎力を養う大切な時期
- 作品ファイルの作品作りは早めに着手
総合型・学校推薦型選抜で実技試験がある場合、また、一般選抜の実技試験を視野に入れる場合、その対策もできます。
5つの対策講座
トーリンオリジナルのテキストを使って進めます。日程は講師と相談して決めます。
志望理由書講座(全5回)
初回:テキストを使って、これまでの経験を振り返ったり、大学について調べたり、将来について考えます。調べたり考えたりすることが多いので、初回は早めに受講し、持ち帰って進めることをおすすめします。
2回目:文章の構成を考えます。
3~5回目:所定用紙に書き、添削を繰り返します。
※5回を目安にしていますが、持ち帰って進めたり、回数を増やすことが多いです。
※志望理由を問う小論文にも対応します。
作品ファイル講座(全5回)
初回:テキストを使って、これまで作ったものとこれから作るもののリストを作ったり、レイアウトやキャプションを考えます。合格者の作品ファイルはいつでも見ることができます。その後の作品制作に繋がるので、初回は早めの受講をおすすめします。
2~5回目:テキストをもとに作成します。印刷したもので添削を繰り返します。教室では無料でWi-Fiをご利用いただけます。
※トーリンではパソコン、カメラ、スキャナー、プリンターなどの機材の貸し出しは行っていません。各自で準備をお願いします。
※5回を目安にしていますが、持ち帰って進めることが多いです。
面接講座(全5回)
初回:テキストを使って、よくある質問の答えや作品の説明を考えます。これまでの試験で聞かれた質問や面接の様子をお伝えします。試験の報告書はいつでも見ることができます。出願後から練習を始める方が多いですが、話すことが苦手な方は早く始めることもできます。
2~5回目:練習を繰り返します。プレゼンテーションが必要な場合はその対策も行います。
※面接練習は1人30分程度行います。残りの時間は面接の予復習や作品の制作をします。
合同面接講座
グループで自己アピールの練習をします。総合型・学校推薦型選抜科は個別指導の性質上、集団での講評会はほとんどなく、課題に取り組むペースもそれぞれのため、他の受験生と比較しづらいところがあります。この講座では他の受験生の志望理由を聞いたり作品を見ることができます。集団での面接や講評会がない場合もおすすめの講座です。
- 第1回 2024年7月7日(日)
9:30~12:30
グループで志望理由を話す練習をします。 - 第2回 2024年8月3日(土)
9:30~12:30
グループで作品のプレゼンテーションの練習をします。
グループワーク講座
グループワークを取り入れる大学は多く、面接でその経験を聞かれることがあります。学生同士のコミュニケーションによって新たなアイデアが生まれることが期待されています。この講座ではグループで課題に取り組み、プレゼンテーションします。生徒同士の交流にもなり、毎年人気の講座です。
- 第1回 2024年7月7日(日)
13:30~16:30 - 第2回 2024年8月3日(土)
13:30~16:30
第1回と第2回は課題の内容が変わります。
※「合同面接講座」「グループワーク講座」は上記の日程のみ行います。回数の追加はできません。町田校、川崎校のどちらかにご参加ください。その際の授業時間は1回3時間となります。
全19回の講座です
スケジュールの立て方
まずは説明会やオープンキャンパス、試験の日程を確認しましょう。出願までに必要なもの、試験までに必要なものを逆算してスケジュールを立てます。
総合型選抜の出願は9月から始まります。出願では志望理由書や作品ファイルなどを提出します。作品ファイルに掲載する作品の量、そして質を考えると、作品制作は3年生の春から本格的に始めるのがおすすめです。学校のテストや行事の日程も確認しましょう。
東京造形大学 総合型選抜の場合
東京造形大学 総合型選抜 試験日程 | トーリンの実技 1)総合型・学校推薦型選抜科 実技Ⅲ 2)夏期講習会・Pre夏期講習会 | トーリンの講座 3)総合型・学校推薦型選抜 対策講座 講座関連イベント | |
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3月 | 春期講習会 | 春の説明会 | |
4月 | 1学期 基礎課題 | 志望理由書講座、作品ファイル講座初回 | |
5月 | 基礎課題 | 総合型・学校推薦型説明会 ポートフォリオ数ページ作成 | |
6月 | 専攻領域説明会 募集要項公開 | ポートフォリオ掲載作品制作 | 作品ファイルの作り方 入門編 志望理由書講座、作品ファイル講座テキスト終了 |
7月 | オープンキャンパス | 夏期講習会・Pre夏期講習会 ポートフォリオ掲載作品制作 | 総合型・学校推薦型説明会 合同面接講座、グループワーク講座 第1回 出願用紙、ポートフォリオ作成 |
8月 | ポートフォリオ掲載作品制作 | 合同面接講座、グループワーク講座 第2回 出願用紙、ポートフォリオ完成 | |
9月 | 出願 志望理由書、ポートフォリオ提出 | 2学期 出願後は持参作品制作 | 出願後は面接、プレゼン練習 |
10月 | 書類審査発表 プレゼンテーション面接(作品持参) | 面接後は一般選抜対策 | |
11月 | 合格発表 | 合格後はリメディアル授業 | |
12月 | 冬期講習会 | ||
1月 | 3学期 リメディアル授業 | ||
2月 | リメディアル授業 | ||
3月 |
東京造形大学 総合型選抜 試験日程 | |
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3月 | |
4月 | |
5月 | |
6月 | 専攻領域説明会 募集要項公開 |
7月 | オープンキャンパス |
8月 | |
9月 | 出願 志望理由書、ポートフォリオ提出 |
10月 | 書類審査発表 プレゼンテーション面接(作品持参) |
11月 | 合格発表 |
12月 | |
1月 | |
2月 | |
3月 |
トーリンの実技 1)総合型・学校推薦型選抜科 実Ⅲ 2)夏期講習会・Pre夏期講習会 | |
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3月 | 春期講習会 |
4月 | 1学期 基礎課題 |
5月 | 基礎課題 |
6月 | ポートフォリオ掲載作品制作 |
7月 | 夏期講習会・Pre夏期講習会 ポートフォリオ掲載作品制作 |
8月 | ポートフォリオ掲載作品制作 |
9月 | 2学期 出願後は持参作品制作 |
10月 | 面接後は一般選抜対策 |
11月 | 合格後はリメディアル授業 |
12月 | 冬期講習会 |
1月 | 3学期 リメディアル授業 |
2月 | リメディアル授業 |
3月 |
トーリンの講座 3)総合型・学校推薦型選抜 対策講座 講座関連イベント | |
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3月 | 春の説明会 |
4月 | 志望理由書講座、作品ファイル講座初回 |
5月 | 総合型・学校推薦型説明会 ポートフォリオ数ページ作成 |
6月 | 作品ファイルの作り方 入門編 志望理由書講座、作品ファイル講座テキスト終了 |
7月 | 総合型・学校推薦型説明会 合同面接講座、グループワーク講座 第1回 出願用紙、ポートフォリオ作成 |
8月 | 合同面接講座、グループワーク講座 第2回 出願用紙、ポートフォリオ完成 |
9月 | 出願後は面接、プレゼン練習 |
10月 | |
11月 | |
12月 | |
1月 | |
2月 | |
3月 |
Column
芸術系高校では1年次から作品ファイルに掲載する作品を制作できます。専門的な設備が必要な作品にも取り組めるため、芸術系高校は総合型・学校推薦型選抜で一歩リードしていると言えるでしょう。
リメディアル授業
(入学前課題)
総合型・学校推薦型選抜の合格者は、入学後、一般選抜の合格者との実力差に自信を失くすことがよくあります。その差を少しでも埋めて、自信をもって大学生活を送るために、積極的に入学前課題に取り組みましょう。
実際に大学から出される課題には、一般選抜の実技試験と同等の実技課題や、クロッキー帳1冊分のスケッチ、書籍や映像作品の鑑賞レポート、入学前後にプレゼンテーションを伴う講評会が行われることもあります。トーリンでは、大学から出される課題の対策の他、スキルアップ課題に取り組みます。